10月13日、「第3回市民公開講座」が開催されました。
10月13日、赤坂心理・医療福祉マネジメント学部/大学院主催の「第3回市民公開講座」が東京赤坂キャンパスで開催されました。今回は赤坂心理・医療福祉マネジメント学部の中田光紀心理学科長が、「幸福感を高めるための心の使い方－ポジティブ・サイコロジー－」をテーマに講義をしました。
中田学科長は「心理学」や「医学」において、「幸せ」についての研究が進んでいることを紹介し、参加者に「人はどうしたら『幸せ』になれるか」という問いかけをされて講演をスタートしました。
さまざまな幸福度の統計データにおける日本の世界ランキングや都道府県別ランキングを検証したうえで、「幸福感を決定しうる要因」として「取得・収入」「結婚・離婚・死別」「加齢・寿命」「人間関係」の項目ごとに幸福度との関係を解説、さらに「幸福感と健康」「幸福感と遺伝子発現」など医学的な関連性についても提示されました。
中田学科長は「『幸せ』は『考え方』や『心の持ちよう』ではなく、『行動』で決まる」と締めくくりました。
「市民公開講座」は医療福祉の専門家が安心できる豊かな暮らしのヒントをおわかりやすくお伝えする、一般向けの講座として9月より開催しています。
第4回は10月27日（土）15時から16時30分の予定で、心理学科の和田秀樹教授が「『感情の整理』が上手い人、下手な人」をテーマに講演します。和田秀樹教授は精神科医で「受験界のカリスマ」と呼ばれ多数の著書があり、映画監督としても高い評価を得るなど多方面で活躍されております。
皆さまのご参加をお待ちしております。
・第4回 10月27日「『感情の整理』が上手い人、下手な人」詳細はこちら
 |
 |