Q&A
入試について
Q 学納金について教えてください。
A 赤坂心理・医療福祉マネジメント学部の学納金は以下のとおりです。
入学金 | 授業料 | 実習・文献費※ | 施設費 |
---|---|---|---|
200,000円 | 700,000円 | 30,000円 | 130,000円 |
初年度 納付金 | 2年次以降 納付金 | 4年間 総額 |
---|---|---|
1,060,000円 | 1,020,000円 | 4,120,000円 |
※2年次以降の実習・文献費は190,000円
Q 学生募集要項や願書がほしいのですが。
A 毎年夏頃に完成します。入試情報ページでも公開しています。冊子はこちら から請求してください。オープンキャンパスや窓口でも配付します
Q 文系志望なのですが、受験できますか。
A 赤坂心理・医療福祉マネジメント学部で学ぶ分野は文系・理系で割り切れるものではありません。このため、文系の人も理系の人も受験できるよう、特待奨学生特別選抜及び一般選抜前期では英語または国語総合を必須科目としているほか、選択科目には日本史Bや数学Ⅰ・数学 A、数学Ⅱ・数学B、化学基礎、生物基礎、物理基礎など幅広く科目を選択できますので、文系・理系のどちらでも受験できます。
Q 総合型選抜の試験科目に小論文がありますが、どのような勉強をしたらよいでしょうか。
A 小論文試験では、医療福祉の専門知識を問うのではなく、テーマについて自身の考えをきちんと述べることができるかどうかということが重視されます。このため、普段から自分の考えを文章にまとめる練習をしておくとよいでしょう。またオープンキャンパスでは小論文対策の講座も実施しています。
Q 大田原キャンパスの医療福祉・マネジメント学科と併願はできますか。
A 専願制の入試では併願できませんが、特待奨学生特別選抜や一般選抜前期、大学入学共通テスト利用選抜については組み合わせにより併願することが可能です。
学科共通の内容について
Q どのような病院や施設で実習をしますか。
A 本学の附属病院や関連病院・医療福祉施設のほか、首都圏内の実習提携病院で実習を行います。毎年、実習先の病院や医療福祉施設の採用試験を経て就職を希望する学生もいます。
Q ゼミではどのような学修をするのですか。
A 心理学科、医療マネジメント学科ともに1年次からゼミのカリキュラムがあります。
医療マネジメント学科は12~13人の少人数でゼミが構成され、各ゼミに担当教員がつきます。
1年次、2年次は各分野の基礎知識の学びや課外活動などを通して協調性・コミュニケーション能力を培う内容が中心です。3年次・4年次は自分の選択する分野のゼミに所属し、専門知識の学修を深めます。
心理学科では1年次においてゼミの入門(プレゼミナール)である心理学入門演習を、1年間を通して行います。この演習は4名の教員が担当し、グループに分かれてプレゼンテーション、ディスカッションなどの基本を学ぶと共に、学年全体でレポートの書き方、心理職の将来設計、情報の収集方法、心理学の統計に関する基礎知識を学びます。
Q どのような進路・就職対策をしていますか。
A 心理学科は資格取得のために大学院に進学を希望する学生、医療マネジメント学科は医療事務資格を活かして病院や医療福祉施設に就職を希望する学生が一定の割合でいます。両学科ともに都心に立地するキャンパスの特性から一般企業に就職する学生も多くいます。
東京赤坂キャンパスでは1年次の後期に第1回の就職ガイダンスを実施し、2年次からはキャリア支援室主導で就職対策を行います。
Q 将来は公務員になりたいと思っていますが、具体的にどのような公務員試験を受験できるのですか。
A 大卒程度の公務員試験を受験できます。主に国家公務員では一般職、専門職等、地方上級公務員では都道府県や市町村の行政事務職等をめざすことが可能です。
なお、心理職公務員には主に国家公務員と地方公務員があります。国家公務員であれば家庭裁判所調査官を筆頭に、矯正心理専門職、保護観察官、法務教官など、地方公務員は児童心理司・心理判定員などの専門的業務に従事することになります。
公務員試験は国家や地方自治体で課される試験科目・内容が異なるため、志望する試験区分や職種に合わせて受験対策をとることが必要です。卒業生では警察や自治体職員へ就職した学生がいます
学生生活について
Q 学生の男女比を教えてください。
A 各学年で学部全体の男女比は概ね男子3:女子7の割合です。
Q サークル活動はどのようなものがあるのですか。
A 運動系はバスケットボール、バドミントン、ボルダリングなどのサークルがあります。
文化系は手話、ボランティア、創作活動(イラスト等)、赤坂同好会(赤坂氷川祭などに協力、参加)などがあります。
キャンパス内の教室、体育館も申込みをすることで空室であれば利用できます。
また、学生が新しいサークルを立ちあげることもできます。
Q 学内の行事やイベントはどのようなものがありますか。
A 10月に大学祭「茜陵祭(せんりょうさい)」があります。学科やサークルによる模擬店や企画で盛り上がります。
当日は一般の方も入場できますので、受験をご検討の方も学生目線で大学生活の様子を知ることができます。
その他、9月には地元、赤坂氷川神社の祭礼「赤坂氷川祭」があり、前記の赤坂同好会の学生を中心に神輿や山車の警固・先駆の役割をする「手古舞(てこまい)」を演じて発輿式に参加します。
Q 学生の通学時間はどのくらいですか。
A 東京都内または周辺の地域から通学している学生の通学時間は1時間前後が多数です。アクセスが便利なため茨城、栃木や静岡などから1時間半以上をかけて通学する学生もいます。
Q 一人暮らしをする場合、東京赤坂キャンパスの通学圏内の家賃相場はどれくらいですか。
A 東京赤坂キャンパスは赤坂見附駅から徒歩3分と交通アクセスが良いことが大きな特長です。キャンパスから各公共交通機関を使い乗車時間30分~40分程度の場所で新築~築3年までのワンルームで1ヵ月の家賃は5万円~7万円台です。家賃補助制度も導入しています。(一定の条件あり)
Q 学生食堂はありますか。
A キャンパス2階にカフェテリアという名称の学生食堂があります。営業時間は月曜~金曜の11時~14時(開講期間のみ、土・日曜・祝日は原則休み)で、最大224席あり、ゆっくり食事や歓談を楽しめるスペースです。日替わりの赤坂ランチや週替わりのパスタ、めん類などのメニューが並び、それぞれ360円~500円程度で利用できます。
Q 医療系の大学は資格を取得するために学業が忙しいと想像していますが、アルバイトは出来るのですか。
A 1年次、2年次のカリキュラムではアルバイトをすることは十分に可能です。3年次以降は実習や就職活動などがありますが、都心のキャンパスで時間を有効活用できます。
医療マネジメント学科について
Q 赤坂心理・医療福祉マネジメント学部 医療マネジメント学科と大田原キャンパスにある医療福祉学部 医療福祉・マネジメント学科の違いは何ですか。
A 両学科とも医療の知識をベースにマネジメント(経営)の学修をすること、診療情報管理士の受験資格を取得できることは共通しています。
東京赤坂キャンパスの医療マネジメント学科は医療・経営・情報(データ処理)の3分野を横断的に学修します。特に医療データ分析の最新知識など情報・データ系を学べるカリキュラムが充実しています。
一方、大田原キャンパスの医療福祉・マネジメント学科は社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士など福祉の国家資格を取得できるコースがあります。東京赤坂キャンパスでは福祉の資格を取得できるコースはありません。
Q 病院事務系の専門学校と大学の違いは何ですか。
A ビジネス系専門学校は情報処理資格、医療事務系専門学校では診療報酬請求事務能力試験や診療情報管理士資格など、主に資格を取得する学びが中心です。大学では「医療」「経営」「情報」の各分野において、基礎から最先端で実践的な知識・技能を専門性の高い教授陣から直接、学ぶことができます。資格取得に加えて大卒で幅広い就職をめざすことができます。
Q 関連職種連携教育が最大の特長になっていますが、どのような教育ですか。心理学科と医療マネジメント学科の東京赤坂キャンパスでは関連職種連携教育はできますか。
A 本学では複数の医療福祉専門職が連携して治療やケアにあたる「チーム医療・チームケア」を在学中に学べる独自のカリキュラム関連職種連携教育を実践しています。医療マネジメント学科、心理学科ともに関連職種連携教育として、先ず2年次に「関連職種連携論」という授業があります。また、4年次の「関連職種連携実習」では、他キャンパスの学生と一緒に大学附属病院・医療関連施設等で実習を行います。
Q どのような資格を取得できますか。
A 3年修了時に診療情報管理士試験の合格をめざします。ほかに任意で取得できる資格は、マネジメント検定、医療情報技師、診療報酬請求事務能力試験、経営学検定、日商簿記検定、ITパスポートなどがあります。在学中にこれらの資格を取得し、就職活動において採用試験でアピールすることが可能です。資格は知識・技能の裏づけになり、将来の選択肢を豊富にしてくれます。
Q 卒業後、どのような就職先がありますか。
A これまでの卒業生は、本学グループを含む医療機関へ半数以上が進み、そのほかにも医療福祉関連の企業や生命保険、ITなどの一般企業や市役所へ就職しています。
Q 卒業後、病院や医療関連施設に就職するのに有利ですか。
A 医療マネジメント学科は「医療」の知識全般をベースに「経営」と「情報」を三位一体で学修できる学科です。病院や医療関連施設の新卒採用では4年間で他大学にはない学びをしたことを十分にアピールできるはずです。また、在学中に診療情報管理士資格を取得すれば、更に有利といえるでしょう。
Q 病院に就職後、病院経営に携わることはできますか。
A 希望する病院や医療機関に就職するために、診療情報管理士の資格取得を目指して指導しています。また、大学4年間の学修において経営の知識の土台を作り、実務経験を重ねた上で、将来的に在籍する病院から経営に関連する業務(経営管理室など)を任される人材となることは可能です。
Q 診療情報管理士の資格を取得しなくても卒業、就職はできますか。
A 医療マネジメント学科では、全学生に対して診療情報管理士の受験資格が得られるカリキュラムを設定しています。しかし、診療情報管理士資格を取得するか否かは個々の学生の任意ですので、取得しなくても卒業はできます。また、資格が無くても病院に就職することは可能ですが、資格以外に自身のアピールポイントやスキルを備えておきましょう。
Q 医療マネジメント学科を卒業後、大学院に進学できますか。
A 学部を卒業後、国際医療福祉大学大学院に進学して「医療経営管理分野」、「診療情報アナリスト養成分野」、「医療通訳・国際医療マネジメント分野」等の修士課程を専攻することが可能で、進学実績もあります。大学院で専攻分野の学修を深めて、専門知識を備えた人材として医療福祉関連施設、一般企業、官公庁等への就職をめざすこともできます。
心理学科について
Q 心理学科はどのような学修をするのですか。
A 本学では1年次、2年次で心理学の基礎的な知識を学んだ上で、3年次、4年次は「心理実習」などを通して心理の専門知識を深め、医療福祉の現場で実践できるカリキュラムを備えています。医療福祉の現場で活躍できる実践型の心理専門職の育成をめざしています。
Q 大学4年間を修了してカウンセラーになることはできますか。
A 大学卒業時に「認定心理士」資格は取得できますが、カウンセラーの資格として活用はできません。カウンセリングの専門職をめざすのであれば、大学院に進学して臨床心理学専攻を修了し「臨床心理士」資格を取得するか、学部4年間で公認心理師の規定科目の単位を修了し、更に大学院に進学するか指定された実習施設で実務経験を積み、「公認心理師資格(国家資格)」を取得することが最適の方法です。
Q どのような人がカウンセラーに向いていますか。
A カウンセリングは「共感」「傾聴」「受容」を基本に、何より相手の立場になって物事を考える、という医療福祉のマインドが大切です。働く人、学生・生徒、子ども、女性など、さまざまな立場や年齢の人々の悩みに寄り添うことができる人、コミュニケーション能力がある人が適性であると考えます。
Q 公認心理師とはどのような資格ですか。
A 公認心理師は、医師や薬剤師、看護師等と同じ国家資格です。保健医療(病院、クリニック等)、福祉(障害者支援施設、児童相談所等)、教育(学校等)、司法(刑務所、少年鑑別所等)、産業・労働(企業内健康管理センター・相談室等)等の分野において、心理の専門職として
・心理に関する支援を要する人の心理状態の観察やその結果の分析
・心理に関する支援を要する人や関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助
・こころの健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供 を行います。
Q 公認心理師になるにはどうしたらよいですか。
A 4年制大学において省令で定める科目を履修して卒業し、そのうえで大学院(修士課程)において省令で定める科目を履修し修了するか、一定期間の実務経験を積んだうえで、国家試験に合格する必要があります。本学では大学院への内部進学選抜があります。
Q 公認心理師と臨床心理士の違いは何ですか。
A 公認心理師と臨床心理士はともに心理の専門職ですが、一番の違いは、公認心理師は国家資格であるのに対し臨床心理士は民間資格であるということです。また、臨床心理士は指定された大学院(修士課程)を修了しなければなりませんが、公認心理師は学部卒業後、大学院進学のほか一定期間の実務経験を経て受験資格を取得することができます。
公認心理師 | 臨床心理士 | |
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資格区分 | 国家資格 | 民間資格 |
養成課程 | 学部+大学院(修士)または学部+一定期間の実務経験 | 指定大学院(修士) ※第2種指定校修了の場合には1年以上の実務経験必要 |
免許更新の有無 | 無し | 5年ごと |
所管 | 文部科学省・厚生労働省 | 日本臨床心理士資格認定協会 |
Q 心理学科を卒業後、どのような就職先がありますか。
A 心理専門職をめざして大学院に進学する以外に、就職先としては一般の文系・理系学部と同様に多種多様な進路が考えられます。心理学を学んで培ったコミュニケーション能力を活かして一般企業で活躍したり、児童養護施設や高齢者福祉施設などの医療福祉機関のスタッフとして勤務するということも可能です。
Q 大学院との連携にはどんな内容がありますか。
A 東京赤坂キャンパス内に「赤坂心理相談室」という一般の相談者対象の心理相談室があります。カウンセラーである教員のほかに大学院生がサポートをしています。「心理実習Ⅰ」において、学部生は赤坂心理相談室を見学実習し、心理相談の場についての学習を深めることができます。オープンキャンパスでは相談室を見学することができます。(日曜開催時のみ)
Q 「公認心理師」など資格取得に最適なカリキュラムとありますが、大学院ではどのようなことを学ぶのですか。
A 大学院では家族心理学、司法犯罪心理学、精神医学、特別支援教育を含む学校臨床、被害者支援、高齢者臨床など多彩な専門領域の教員から各年代の諸テーマに対応して深く学びます。さらに大学附属病院、関連医療福祉施設による実習が充実しています。