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11月17日、「第6回市民公開講座」が開催されました。

赤坂心理・医療福祉マネジメント学部、大学院主催の第6回市民公開講座が11月17日、東京赤坂キャンパスで開催されました。日本消化器病学会理事および日本消化器内視鏡学会理事・監事を歴任、第56回日本消化器病学会大会会長(2014年)を務められた三浦総一郎・国際医療福祉大学大学院大学院長が「ちょっと気になるお腹の病気」と題して、一般の方々向けに講演しました。
三浦大学院長は、「お腹はわれわれの第2の脳、第2の心」でもあるとして、主に胃と大腸について説明しました。胃炎や胃潰瘍、胃がんについては、約30年前に発見されたピロリ菌の関与が重要で、ピロリ菌の除菌が大切であると強調。胃潰瘍で悩んでいた小説家の夏目漱石も現代なら長生きしたのでは、などと分かりやすく解説していました。
大腸についても憩室症や感染症腸炎、非特異性炎症性腸疾患(IBD)などを取り上げながら治療法などを紹介されました。三浦大学院長は「大腸がんはできるだけ早く発見して治療することが重要」と述べ、「検診などを利用して、疑わしければ内視鏡検査を」と呼びかけられました。


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