東京赤坂キャンパス

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1月26日、「第9回市民公開講座」が開催されました。

第9回市民公開講座(主催:国際医療福祉大学赤坂心理・医療福祉マネジメント学部、国際医療福祉大学大学院)が1月26日、東京赤坂キャンパスで開催されました。
今回は、国際医療福祉大学大学院の和田耕治教授が「ストップ!インフルエンザ ~感染症予防のポイント」と題して、一般の方々向けに講演しました。和田教授は①感染症とは何か、②風邪とインフルエンザの違い、③インフルエンザウィルスの種類、特長とその予防策の3つの観点を軸に講義しました。
インフルエンザを含む感染症の「感染成立」には3つの要件、すなわち「感染源・感染経路・宿主の感受性(免疫がない)」が、ほぼ同時にそろうことであり、この要件が同時にそろわないようにする実生活での対策【「うつさない」(感染源対策)、「うつらない」(感染経路対策、宿主の感受性対策)】について、「手洗い」や「マスク」、「ワクチン接種」の効用など実例を挙げて解説しました。
インフルエンザが猛威を奮っている現在、すぐに実践できる予防策を盛り込んだ講義であり参加者は熱心にメモを取りながら和田教授の講義に聞き入っていました。さらに質疑応答の時間帯でも積極的に手が上がり、参加者の関心の強さが感じられました。

市民公開講座は、医療福祉の専門家が安心できる豊かな暮らしのヒントをわかりやすくお伝えする、一般向けの公開講座です。2019年度も開催を予定していますので、ご期待ください。