9月14日、「第6回市民公開講座」が開催されました。
今年度第6回市民公開講座が9月14日午後、東京都港区の国際医療福祉大学・東京赤坂キャンパス多目的ホールで開かれました。今回は国際医療福祉大学の三浦総一郎大学院長が「いま、注目される腸の病気 最新のトピックス」と題して講演しました。
三浦大学院長は、「腸は第2の脳」であるとして、「脳との間でスーパーハイウエイが存在し、私たちが意識しなくても、もくもくと機能を果たしてくれる」と強調。「腸が病気になれば生活の質(QOL)を著しく低下させる」と述べました。
そのうえで、機能性腸障害、炎症性腸疾患、大腸がんを取り上げ、最近の診療の進歩や新たに開発された薬などについて、詳しく説明しました。
三浦大学院長は慶應義塾大学医学部を卒業、防衛医科大学校長などを歴任し、2017年6月から本学大学院長に就任しました。日本人に多い炎症性腸疾患の研究で国際的に知られている防衛医大内科学講座を長年率いるなど、消化器内科学の権威です。
第7回市民公開講座は9月28日(土)午後3時から、同じ会場で「あきらめない、肝胆膵難治がん~その治療から医師として患者として学べること」と題し、国際医療福祉大学の宮崎勝副学長が講演します。宮崎副学長は、日本肝胆膵外科学会名誉理事長で、肝臓、胆のう、膵臓がん治療の第一人者です。
市民公開講座は、国際医療福祉大学赤坂心理・医療福祉マネジメント学部と、国際医療福祉大学大学院が共催し、医療福祉の専門家が暮らしのヒントをわかりやすくお伝えする公開講座です。
・第7回 9月28日「あきらめない、肝胆膵難治がん ~その治療から医師として患者として学べること~」詳細はこちら