「グッドティーチング賞」を石川先生が受賞しました
2020年度の東京赤坂キャンパス「グッドティーチング賞」に、医療マネジメント学科の石川ベンジャミン光一(いしかわ・ベンジャミン・こういち)先生が選ばれました。
この賞はキャンパスごとに実施され、学生による授業アンケートをもとに、最も高く評価された授業を提供している教員に授与されます。様々な状況の学生を理解し、授業に於いて教員と学生相互のコミュニケーションが活性化されることを意図とし、ひいては学生の学ぶ力を向上させることを目的としています。
石川先生は、東京大学大学院医学系研究科保健学専攻博士課程を修了し、国立がん研究センター、臨床経済研究室長などを歴任し、2018年より国際医療福祉大学教授に就任。大規模医療データに基づく診療実態の把握と保健医療制度の分析を主な研究テーマとしています。
受賞対象となった授業は、「医療管理各論Ⅱ(医療保険・介護保険制度)」で、新型コロナウイルス感染症のためビデオ配信で行うe-ラーニング科目として、画面の向こうにいる学生に語りかける授業を心がけたそうです。スライド資料とカメラ映像を使い分け、登校できない学生に代わってキャラクター人形を登場させるなど、無味乾燥になりがちなビデオ授業をユーモア溢れる魅力的なものになるよう試行錯誤して取り組まれたとのこと。
石川先生からは、「オンライン授業という特殊な環境下での履修を乗り切ってこのように評価してくれた学生たちに感謝するとともに、それぞれが将来を切り拓くための学修を進めていけるように今後も力を注いでいきたいと思います。」と受賞に対する喜びの言葉を頂きました。