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第11回高校生作文コンテストの表彰式が行われました


入賞者らと審査委員がそろっての記念撮影


 第11回「共に生きる社会」めざして 高校生作文コンテスト」(主催・国際医療福祉大学、毎日新聞社、後援・文部科学省、全国高等学校校長協会)の表彰式が12月10日(土)、東京赤坂キャンパス講堂で開かれました。厳正な審査の結果、最優秀賞に宮崎県立宮崎西高等学校3年の大仁田健さんの「私は門前の小僧である」が選ばれ、審査委員長の三浦総一郎・国際医療福祉大学大学院長から表彰状や楯などが贈られました。
 優秀賞には神奈川県・相洋高等学校3年の鳥居陽生さんの「新しく見える世界」が、佳作には東京都・晃華学園高等学校2年の三浦結那さんの「緘黙の先の世界へ」と東京都・国際基督教大学高等学校2年の河野未弥さんの「私を知ることから始まる多様性」が選ばれました。また、応募数や入賞者数などを基にした学校賞は、茨城県の常総学院高等学校、江戸川学園取手高等学校、神奈川県の相洋高等学校の3校に授与されました。
 今回のコンテストには、「コロナ禍における高校生活と医療福祉」「医療と福祉、わたしの体験」「多様性を認め合う社会をめざして」の3つをテーマに、950点の応募がありました。開会の挨拶で三浦大学院長は「次世代を担う皆様の意見を聞くのは、私たち医療従事者にとって非常に参考になります。日本の未来は明るいと予感させ、うれしく思います」と語りかけました。
 審査委員を代表して、毎日新聞社の元村有希子論説委員は「同質性を尊ぶ日本社会への違和感といった、普段はあまり考えないことを深く掘り下げて、日本がどう変わっていくべきか、というところまで考察を加えた作品が多いと感じました。その説得力、メッセージ性は驚くほどの完成度でした」と講評しました。
 式では、最優秀賞、優秀賞、佳作の4人が自らの作品を朗読。入選の4人については、オンラインで収録した朗読の動画が会場に流されました。
 閉会の挨拶では本学の鈴木康裕学長が登壇し、「今後の社会でますます重要になるのは多様性です。本学は、障害を持つ人も健常な人も互いを認め合って暮らせる『共に生きる社会』の実現、を建学の精神としています。作文コンテストを通して毎回新たな気持ちで建学の精神に向き合えることはこの上ない喜びです」と述べました。

  • 最優秀賞の大仁田 健さん
  • 優秀賞の鳥居 陽生さん
  • 佳作の河野 未弥さん
  • 佳作の三浦 結那さん

*入賞者の作品は近日中に掲載予定です。入選者を含むコンテストの結果は下記からご覧になれます。
第11回「共に生きる社会」めざして 高校生作文コンテスト