東京赤坂キャンパス

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学生防災委員による「防災訓練」を実施しました。

 東京赤坂キャンパスでは、2021年度より両学科3年生までを中心とした約25名の学生防災委員を立ち上げました。立ち上げの経緯は、当キャンパスは港区の帰宅困難者受け入れ施設となっており、災害時に「学生防災委員と教職員」との間で情報共有がしっかりと行えるようにすることを目的としています。震災はいつ起きるかわかりません。年2回必ずキャンパス内全体の防災訓練を実施していますが、今回実施した防災訓練は学生防災委員が災害発生時に他学生のリーダーとして活躍できるよう「防災意識を高めること」を目的に実施しました。
前期と後期の2回実施し、第1回目は前期の7月4日(火)のお昼休みに体育館にて、防災グッズに触れてみて使用方法を学んだり、簡易トイレの動作確認を行ってみました。学生は実際に触れたことのない「防災グッズ」に触れたり使用方法を学ぶことができ、日頃から防災グッズを備えることの大切さを感じていたようです。
第2回目は12月19日(火)のお昼休みに「非常食を食べてみよう!」をテーマに実際に学内の防災倉庫にある非常食を試食し、学生防災委員会から試食してみた感想や防災食の利用方法などを学びました。
「食」は災害時においてとても重要な役割を果たします。温めが必要な防災食やお湯が不要な防災食・おにぎりタイプの防災食など様々な防災食があり、職員も非常に勉強となりました。
実際に試食をした学生防災委員のメンバーからは「パックタイプのごはんではない方が良い」「野菜系の非常食があると便利」「温かい防災食」「フリードライのスープ系」「虫歯になりにくい防災食」が欲しいなど学生目線で様々な意見をくれました。
今回、学生防災委員からいただいた貴重な意見も反映し、災害に遭遇してしまった場合でも「多くの帰宅困難者が食を通して安心を感じる」ことができるように、大学としても準備を進めていきたいと考えています。

  • 教職員と学生で非常食を確認
  • 試食を通して、備蓄品の参考とします