「良い病院の条件」をテーマにプレゼンテーション授業を行いました。
医療マネジメント学科では1年生ゼミナール授業で、「患者さんに『良い病院だ』と評価されるために大切なことは何か」をテーマに、プレゼンテーションを行いました。
1年生64名は9月中旬、国際医療福祉大学三田病院(東京都港区)の見学会に参加しました。プレゼンテーションは、この時の体験・感想をもとにして、良い病院の条件について考え、スライドを作成してゼミのグループごとに発表するもので、考える力と話し合う力、そして表現する力を養うのが目的です。
見学会は学生が5-6名ずつ12班に分かれて、2日間にわたって行われました。病室、ナースステーション、カルテ室、手術室からリハビリ室、化学療法室、放射線治療センターまで約20ヶ所を見て周り、病院のすべてを知ることができる充実した内容に、学生からは驚嘆の声が上がりました。
発表会では、三田病院が優れた病院の国際的な証明である「JCI(Joint Commission International)」という国際的な認証を取得している点を取り上げ、患者第一の質の高い医療を心がけることの大切さをアピールする発言が相次ぎました。また、患者さんも職員も安心できる居心地の良い病院であること、安定した経営で地域貢献を継続して行えることなども、「良い病院の条件」として指摘がありました。
学生たちにとっては、病院の裏側を見て職員の立場で考えるという体験は初めてで、それぞれに将来の進路をイメージするのに役立つ貴重な機会だったようです。
プレゼンテーション授業の模様 |
三田病院で手術室を見学する学生たち |