10月9日(土) 市民公開講座「新型コロナウイルスワクチン」開催
国際医療福祉大学成田病院の国際臨床感染症センターで、感染症診療および感染対策にあたる立場から、新型コロナウイルス感染対策についてお話しいたします。
今夏行われた、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で、大会組織委員会理事として感染対策に携わった経験などもお伝えする予定です。
ご参加いただく皆様と今後の新型コロナウイルス感染にどのように対応すべきか、ご一緒に考えていただける機会となれば、と考えております。
質疑応答も行い、ご参加なさる皆様も一緒に考えていただけるようにいたします。
今回のお話の内容
新型コロナウイルス感染について
- 東京五輪・パラリンピックでの感染対策と感染者数
- 世界の感染状況
- 変異株の流⾏状況
- ワクチン接種の効果と接種後の注意
- 現在の治療薬と重症化のリスク
- 感染者は減少傾向にあることをどう⾒るか
第2回「新型コロナウイルスワクチン」
国際医療福祉大学医学部 医学教育統括センター・感染症学 教授 (医学教育統括センター副センター長)
矢野 晴美
開催日時・場所
10月9日(土)15:00~16:00(受付・開場 14:30)
国際医療福祉大学東京赤坂キャンパス E棟 講堂
東京赤坂キャンパスへのアクセスはこちら
定員200名(要予約・参加費無料)
※講演のテーマは変更になる場合があります。
国際医療福祉大学医学部 医学教育統括センター・感染症学 教授 (医学教育統括センター副センター長)
矢野 晴美
岡山大学医学部卒業、同大学院博士課程修了、博士(医学)。
日米の内科および感染症科専門医。英国熱帯学専門医。
日本医学教育学会理事、日本感染症学会評議員、日本化学療法学会評議員
米国内科学会日本支部理事
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 理事
内閣官房 薬剤耐性(AMR)対策 普及啓発活動表彰 審査委員
厚生労働省 麻しん風しん対策推進会議構成員
厚生労働省 医師国家試験 試験委員
文部科学省 医学教育モデル・コア・カリ改訂に関する調査研究チーム委員
日本政府観光局(JNTO) MICE アンバセダ―、などを務める。
市中感染、医療関連感染、性行為感染症、HIV診療、臓器移植後感染、外傷および熱傷患者の感染、海外渡航前の予防・渡航後の感染、熱帯医学などから、抗菌薬の耐性問題、ワクチン接種問題、感染症診療の教育まで、国内外で幅広く取り組んでいる。
昨年2月には、要請を受けてダイヤモンド・プリンセス号に乗船し、乗客の感染対策等の支援活動に従事。その後、3月に前倒して開院した国際医療福祉大学成田病院の国際臨床感染症センターで、松本哲哉教授、加藤康幸教授らと、感染対策にあたる。
東京2020 五輪パラリンピック競技大会では、組織委員会理事会や専門家ラウンドテーブルにて感染対策を中心に活動した。また本学から医療協力として現地で診療にもあたり、現場から随時感染対策の調整にも携わった。
東京赤坂キャンパス市民公開講座
医療福祉の専門家が、安心できる豊かな暮らしのヒントをわかりやすくお伝えする、一般向けの公開講座です。港区内にお住まいや勤務先がある方はもちろん、都内や近郊の会社員の方、リタイアされた方、教員の方、大学生、高校生まで、どなたにもご満足いただける内容になっています。アクセスの良い東京赤坂キャンパスをご覧になる良い機会でもあり、たくさんの皆さんの参加をお待ちしています。